- TOEICの難易度はどれくらい?初めて受けるから不安で……
- 難易度はどのように決まっているの?
この記事では、TOEICスコアごとの難易度とスコアを左右する要因を明らかにします。
どのレベルのスコアでも難易度を簡単に感じるための効果的な勉強法があります。この記事を読むことで、初心者からノンネイティブレベルまで、TOEICスコアアップに向けた具体的な道筋を見つけられるでしょう。
TOEICの難易度の基本情報
TOEICは、英語力を測定するテストです。スコアは10点から990点の範囲で、高得点は英語力の高さを示します。テスト形式はマークシートタイプです。出題内容は、会話問題、穴埋め問題、長文読解などがあり、ビジネスシーンでの英語力が評価できる内容です。
以下の視点からTOEICの難易度について紐解きます。
- TOEIC試験の概要
- 難易度を左右する要因
TOEICの難易度は、受験者の英語力や事前準備、テストへの慣れに依存します。非英語圏出身者にとっては難易度が特に高いと感じられるかもしれません。しかし、TOEIC対策向け教材や公式問題集で練習すれば、感じる難易度は下がります。目標スコアによっても難易度の感じ方が変わるかもしれません。
TOEICスコアは就職、転職そして昇進などのビジネスシーンで利用されるので、高いスコアを目指す人が多いです。
» TOEICとは?
≫就職に必要なTOEICスコア
≫転職で有利なTOEICスコア
TOEIC試験の概要
TOEIC試験は、国際的なコミュニケーション能力を測定するために設計されています。
- TOEICとは…?
- Test of English for International Communicationの頭文字からできた名称です。
国際的なコミュニケーション能力のための英語テストという意味です。
TOEIC Listening&Readingは、リスニングとリーディングの2つのセクションで構成され、日常会話からビジネスシーンでの英語理解能力を評価します。試験の最高得点は990点で、10点刻みのスコアが示されます。
TOEICスコアは多くの企業や教育機関に認められ、キャリアアップや進学時の英語試験免除に役立ちます。テストは全世界で実施され、年間を通じて受験が可能です。
試験時間は約2時間。全7パートで構成され、リスニングセクションは45分間の100問の4パート(Part1~Part4)、リーディングセクションは75分間の100問の3パート(Part5~Part7)です。スコアは受験後約1ヶ月で通知されます。
以下のような問題構成で出題されます。
- Part1:写真の描写
- Part2:応答
- Part3:短い会話
- Part4:スピーチ、アナウンス
- Part5:文法・語彙問題
- Part6:穴埋め問題
- Part7:長文読解
多岐にわたる問題形式が含まれ、実際の英語使用状況に即した能力が測定可能です。
難易度を左右する要因
TOEICスコアは世界的に英語力の指標として認知されています。難易度は多くの要因に影響されますが、特に受験者の英語の基礎力が重要です。基礎力を磨くことで、試験の各セクションを深く理解し良いパフォーマンスを発揮できるでしょう。試験で出題される様々な状況や表現に慣れるために、英語学習経験も大切です。
日常的に英語を使用するかどうかも大きな影響を及ぼします。日常生活や仕事で英語を使っている人は、英語力が自然と鍛えられ、テストでのパフォーマンスが向上します。TOEIC対策のための勉強方法や教材の質も重要です。TOEIC特有の問題形式に慣れることは、難易度の感じ方に大きく影響します。
リスニングとリーディングをバランスよく学習しないとスコアが伸び悩みます。文法や語彙の知識も増やしましょう。テスト当日のコンディションや時間管理能力によっても結果は左右されます。試験の問題形式が改訂されると、新たな問題タイプや形式の変更に対応しなくてはいけません。
国や地域による英語使用環境の違いも要因の1つです。英語が公用語でない国の受験者は、英語に触れる機会が少ないため、英語を使用する環境づくりが必要です。難易度を左右する様々な要因を把握し、弱点を克服するための対策を立て、高得点を目指してください。
【TOEICスコア別】難易度
TOEICスコアは英語力の指標として、初心者からネイティブレベルまでの英語使用能力を表せます。スコアを見れば、英語の苦手意識や高度な表現の理解度がわかります。
スコア別の英語力とスコア達成までに必要な学習時間は以下のとおりです。
スコアの範囲 | 英語力・理解度 | 受験者全体に占める割合(※1) | 学習時間の目安(※2) |
300~400点 | 英語学習を始めたばかりで基本的な単語や文法に不慣れ | 15% | 250時間 |
400~500点 | 簡単な日常会話や文法は理解しているが、あまり実践経験がない | 23.8% | 450時間 |
500~600点 | 日常英語は理解できるが、ビジネス英語や複雑な内容には苦手意識がある | 30.1% | 700時間 |
600~700点 | 比較的流暢に英語を使用できるが、専門的な内容や高度な表現には難しさを感じる | 30.4% | 1000時間 |
700~800点 | ビジネスシーンでの英語使用に慣れ、多様なシチュエーションでのコミュニケーションが可能 | 24.4% | 1350時間 |
800~900点 | 高度な英語力を有し、複雑な内容の理解や表現が可能 | 16.2% | 1750時間 |
900点以上 | 非常に高い英語力を持ち、ネイティブレベルでのコミュニケーションが可能 | 4.4% | 1750時間 |
※2:引用サイト(Prolingua Executive Language Services) TOEIC200点以下の人がスコア達成するまでに必要な時間
スコアごとの特徴を把握することは自己の英語力を知り、目標設定に役立ちます。参考にして自分のレベルを把握し、今後の学習計画を立ててください。
300~400点:初心者
- 受験者全体に占める割合:15%
- スコア到達までに必要な学習時間の目安:250時間
TOEICスコア300~400点の方は、英語の初心者レベルです。基本的な英単語や日常会話の理解には対応できますが、TOEICに頻出する単語や動詞の理解に苦労するでしょう。文法の基礎知識も不足しており、単純な文章構造以外は理解しにくいことが多いです。
リスニングの面では、ゆっくりしたスピードであれば簡単な英文は聞き取れますが、スピードが速まると内容の理解が難しくなります。リーディングセクションでの長文読解に苦手意識を持つ方が少なくなく、時間管理に課題を抱える傾向にあります。試験で全問解答できないことが多いです。
定期的な勉強と英語を使った実践経験が不足している可能性が高いです。実際のコミュニケーション能力を高めれば、英語力を向上できます。継続的な学習と実践を通じて、着実に英語力を伸ばしていくことが重要です。
400~500点:基礎力の確認段階
- 受験者全体に占める割合:23.8%
- スコア到達までに必要な学習時間の目安:450時間
400〜500点は基本的な英単語や文法が理解できている段階です。日常生活やビジネスシーンでの簡単な英会話を理解し、一定のコミュニケーションが可能ですが、流暢さにはまだ欠けます。
TOEICのPart5(短文穴埋め問題)やPart6(文書の完成)では、基本的な文法の理解を問われます。文法の基礎をしっかり固めることが大切です。英語力の基盤を強化するためには、定期的な単語の復習と文法学習が効果的です。
適切な勉強法とコツをつかむことで、英語力の向上が期待できます。次のステップへ進むための継続的な努力が、目標スコア達成への確かな道となります。
500~600点:中級者
- 受験者全体に占める割合:30.1%
- スコア到達までに必要な学習時間の目安:700時間
TOEICスコア500~600点は、英語の中級者レベルです。基本的な文法知識が身についており、日常会話は理解できます。簡単なビジネスシーンでのコミュニケーションも取れます。中級者に大切なのは、頻出の単語・熟語やフレーズに慣れ親しみ、読解速度やリスニングの正確性を高めることです。
Part5では、文脈を読み取る力を高めることで、文法・語彙の正答率の向上が期待できます。Part7では、1つの文章だけでなく、複数の文章を読み比べて理解する能力が求められます。リスニングの分野では、中速度で話される会話やアナウンスを理解する訓練が必要です。
さらにステップアップするために単語力を拡充し、様々なトピックに対応できることが大切です。実際に英語を使った練習を積み重ねると、スコアアップが実現します。定期的な模擬試験への挑戦も、実戦力を養い、時間管理に慣れるために重要です。
600~700点:安定した英語力
- 受験者全体に占める割合:30.4%
- スコア到達までに必要な学習時間の目安:1000時間
TOEICスコア600~700点を達成すると、英語力が安定してきたと言えます。日常生活での英語のやり取りがスムーズに行えるレベルに達しています。オフィス内での基本的なコミュニケーションも問題なく、同僚や上司との会話や、ビジネスメールの基本的なやり取りが可能です。
TOEICのリーディングセクションでは、さまざまな種類の文章を読解する能力を試されますが、600点以上のスコア帯を持つ受験者は多様なテキストに対応できます。
リスニングセクションでは、速い会話や複雑な内容の問題にも対処できる聞き取り能力が身についています。英語でのプレゼンテーションや会議での基本的な理解と発言が可能です。次のステップのためには、バランスの良い学習計画を立てることが重要です。
700~800点:ビジネス英語が使えるレベル
- 受験者全体に占める割合:24.4%
- スコア到達までに必要な学習時間の目安:1350時間
TOEICスコア700~800点は、十分なビジネス英語力の証明になります。メールやレポート作成、会議での発言など、ビジネスシーンで必要なコミュニケーションをスムーズに行えます。
英語のアクセントやイディオムの理解が深く、ネイティブスピーカーと違和感のないやり取りが可能です。複雑な文構造やビジネス専門用語を理解し、情報を適切に伝えられます。
グローバルなビジネス環境で求められるコミュニケーションスキルがあることを示せます。実践的なビジネススキル向上のため、TOEICでは700〜800点を目指しましょう。
800~900点:上級者
- 受験者全体に占める割合:16.2%
- スコア到達までに必要な学習時間の目安:1750時間
800~900点は上級者。非常に高い英語力を持っています。ネイティブスピーカーに近い語彙力が必要で、複雑な文法構造を理解し運用できる知識が求められます。
リスニングでは、細かなアクセントやイントネーションの違いを聞き分けます。抽象的なトピックや複雑な文章を理解する能力が要求されるのが、リーディングです。問題の微妙なニュアンスを的確に捉え、すばやく解答に結びつけなくてはいけません。
実際のビジネスシーンで使われる専門的な表現の理解や、幅広いジャンルに渡る知識も重要です。限られた時間内で問題を効率よく解くタイムマネジメント能力も求められます。上級者を目指すために、日常生活で英語を使う機会を積極的に増やし、実践的な経験を積みましょう。
900点以上:ノンネイティブレベル
- 受験者全体に占める割合:4.4%
- スコア到達までに必要な学習時間の目安:
TOEICスコア900点以上はノンネイティブレベルです。グローバル人材を求める企業の基準としても用いられ、ネイティブスピーカーに匹敵するレベルが求められます。
900点を目指す受験生には、単語を覚えるだけでなく、ビジネス文書の理解や高度なリスニングが必要です。アカデミックな内容の理解や、多様なアクセント、スピーチの速度に対応できる能力も必須となります。
英語でのプレゼンテーションや議論ができるコミュニケーション能力も求められます。正確な文法知識や豊富な語彙力、専門分野の知識が必要で、ビジネスシーンで流暢に英語を駆使することが不可欠です。TOEIC特有の出題形式や問題傾向への理解と対策も重要になります。
ノンネイティブレベルに到達するには、総合的な英語力の向上が必要です。計画を立てて学習し、自分に合った勉強法で着実に力をつけることが、成功への鍵となるでしょう。
TOEIC難易度の変遷
TOEICの難易度は年代によって変化しています。難易度の変遷について、以下の2点を詳しく解説します。
- 過去と現在のTOEICの難易度の違い
- 新形式の導入による影響
受験者は新形式に適応するための対策が必要です。難易度の変遷を知ることで、現在のTOEICについてより深く理解できます。
過去と現在のTOEIC難易度の違い
TOEIC難易度は時間の経過と共に変化しています。2006年の大幅なリニューアルでは、試験内容はビジネスシーンを反映したものに進化しました。変更によって、受験者に対して単に英語を理解するだけではなく、実際のビジネス状況での英語の応用能力が求められています。
現在のTOIECは、対話や講演を理解する問題、実用的な語彙力を測る問題が増加しています。リニューアル以前では、写真描写問題や単語・文法問題が中心でした。リスニングとリーディングのスコアに与える影響が等しくなり、テクニックよりも総合的な英語力が求められる試験となっています。
TOEICの変化は、言語知識のみならず、実際のビジネス場面でのコミュニケーション能力を測るものへとシフトしています。受験者は多角的なアプローチでの学習が必要です。
新形式の導入による影響
新形式の導入によって、TOEICは実用的なコミュニケーション能力を測定を重視しています。リスニングセクションでは、スピーカーの意図を理解する問題が追加され、リーディングセクションでは情報整理能力が問われます。結果として、英語を使った実際のビジネスシーンでの問題対応能力が受験者には欠かせません。
スコア算出方法が変わり、正確なレベル測定が可能です。Part7では長文読解力の問題が厳格化されています。新形式により、時間管理スキルも重要視されます。単語力に加えて文脈から意味を読み解く力も必要です。
現在では、受験者は従来の学習方法を見直し、新形式に適した対策を講じています。実際の英語使用環境に即した語彙や表現の理解が不可欠です。新形式のTOEICは、受験者の実践的な英語力を試し、英語力を総合的に測る試験となっています。
【苦手パートを克服】効果的な勉強法
TOEICの勉強には、自分の苦手なパートを知り、適した学習法を取り入れることが重要です。苦手な分野を集中的に強化すれば、全体の難易度を感じることが少なくなります。
以下の項目ごとに解説します。
- リスニング
- リーディング
- 文法・語彙
- 長文読解
リスニング
TOEICのリスニングセクションは全体の約半分を占めるため、準備が非常に重要です。リスニング力の向上には、英語を日常的に耳にすることが欠かせません。
以下のような英語メディアを活用すると有効です。
- TOEIC対策アプリ
- 映画
- ドラマ
- ポッドキャスト
TOEIC対策に特化したリスニングアプリやオンラインのリスニングテストを使うと、リスニングのスコアが向上します。TOEICのリスニング問題は、主に会話とアナウンスの2種類です。短い対話に即座に応答するPart1とPart2。長い会話やトークに基づく質問に答えるPart3とPart4。2種類の形式に慣れることが欠かせません。
自然な英語のスピードやアクセント、イディオムに慣れるのもスキル向上に必要です。リスニング学習には音読学習(オーバーラッピング)を必ず取り入れてください。定期的な模擬試験を行えば、時間管理や集中力の強化に繋がります。英語を聞き取るだけでなく、内容を正確に理解し記憶する能力も鍛えましょう。
ディクテーションにより聞こえない英文を把握し、ナレーターの発音をマネしながら音読することで、リスニングスコアの向上に役立ちます。
リーディング
TOEICのリーディングセクションは、英語の読解力を測るための試験です。高いスコアを取ることで、英語の文章を読み、理解する能力があるという証明になります。様々なトピックの文章が出され、文章の内容についての質問に答える試験形式です。
問題の種類には、穴埋め問題や文章理解問題などがあり、速読力と正確な内容理解が高得点に繋がります。多くの受験者は、制限時間内にすべての問題をやりきれず、時間配分で問題を抱えます。
広い範囲のトピックに触れてTOEIC頻出の語彙力を増やし、繰り返しの音読で速読力と理解力を同時に高めることが効果的な勉強法です。文法知識を深めれば文章の構造を把握しやすくなり、リーディング能力の向上に寄与します。
音読は精読を行ってから取り組みましょう。構文把握と不明な語彙の確認を丹念に行ってから音読することで、英語の理解力が向上し、速読力が上がります。
文法・語彙
文法と語彙はTOEICのスコアを大きく左右する重要な要素です。効果的な勉強法を身につけることで、試験でのパフォーマンスを向上できます。基本ルールと例外を把握し、使用頻度の高い文法ポイントを中心に学習していくことが大切です。
同義語と対義語を覚えると、語彙力はさらに高まります。コロケーションを意識すれば、自然な英語表現が身につきます。
- コロケーション
- 一緒に使われる言葉の組み合わせ
試験でよく出る文法問題に慣れるための演習や、実際の文脈での語彙の使用練習も重要です。問題集や文法書を使って実践力を強化し、TOEICに向けた語彙リストの反復学習で、記憶に定着させましょう。反復学習はスキマ時間を有効に活用しましょう。オンラインリソースやアプリの活用が学習方法として有効です。
英語でニュースや記事を読む習慣は、実践的な語彙力が身につきます。学習した内容は定期的にレビューすることで、学習済み文法と語彙の定着率を高められます。自分にあった学習法を見つけ、TOEICの文法・語彙セクションで高いスコアを目指しましょう。
長文読解
長文読解の問題は、文章の内容を正確に理解し、細かい質問に答えられる能力が欠かせません。TOEIC600点~700点を目指す人は、長文読解力を鍛える学習方法として以下がオススメです。
- 単語と熟語の強化
- 問題文と設問文の精読
- 問題文と設問文の音読(オーバーラッピング)
文構造を正しく把握できる力を着実に身に着け、音読によって英語を英語のまま理解できる力が身に付きます。読み返し頻度が減り、徐々にスコアが向上します。
TOEIC800点以上を目指す人は、精読と音読学習に加え、スキャニングとスキミングの技術を磨くと効果的です。
- スキャニング
- 特定の情報を速く探し出す技術。
- スキミング
- 全体の大意を迅速に把握する技術。
スキャニングとスキミングの技術を駆使して、トピックセンテンスとサポーティングセンテンスを区別する能力を身につけるのも大切です。
- トピックセンテンス
- 中心文のこと。文章の中で最も述べたいことが書かれている文。
- サポーティングセンテンス
- トピックセンテンスに示した話題と主張に対しての説明。
長文読解では時間管理も極めて重要です。限られた時間内で多くの問題を解く必要があるため、各問題に費やすべき時間を決めて、ペースを守りながら進めることが求められます。解けない問題捨てて、解ける問題を一問でも多く解く意識を持つことがスコアを上げるうえでは大切です。
様々なトピックに触れると、馴染みのない内容でも理解しやすくなります。多岐にわたる分野の長文に触れる練習が必要です。語彙力を鍛えておけば、未知の単語に遭遇しても文脈から意味を推測でき、読解力を向上できます。
読む際には、重要な情報とそうでない情報を見極め、質問に答えるための情報を効率よく拾い上げることが大切です。定期的に長文読解を練習し、読む速度を上げることも効果的です。
文章中に示された意見や立場、論点を正確に理解する能力も必要です。質問ごとに文章に戻って探すのではなく、読んで記憶した内容に基づいて問題を解く練習をすれば、読解問題の正答率が高まります。
私が600点を超えるまでにかかった学習時間【185時間】
私がスコア390点から675点取得までにかかった学習時間は185時間(学習期間は9か月)です。TOEIC600点を超えるのに必要な時間(1000時間)よりも短い時間で達成することができました。
短い学習時間でスコアを達成できた理由は、パーソナルコーチをつけて自分の英語力に応じた学習したプランを忠実に守って学習できたからだと思っています。
正直、仕事・育児・家事の合間の限られた勉強時間の中で、自分で学習プランを立て、今の実力に見合った適切な勉強法を考えていたら、こんな短い学習時間で600点を超えることはできなかったです。
プロに適切に指導してもらい、スコア停滞期には励ましてもらいながら学習できる環境を手に入れることは、TOEICの難易度を下げる特効薬です。英語が苦手だったり、TOEIC挫折経験がある方は無料体験のあるパーソナルコーチサービスを一度試してみることをオススメします。
まとめ
TOEICスコアによる難易度の違いを把握することは、英語学習における目標設定に重要です。初心者からノンネイティブレベルまで、各スコア帯ごとに求められる英語力が異なるため、自身がどの段階にいるのかがわかります。
リスニングやリーディング、文法・語彙、長文読解といった各パートの能力が全体の難易度に影響を与えます。苦手な部分を効果的に克服し、スコアアップを目指すのがポイントです。TOEICの形式が年々変化している点を把握し、最新の傾向に合わせた学習を行うのも大切です。
TOEICについての知識を深め、計画的かつ効率的な学習方法を取り入れることで、高いTOEICスコアの獲得に繋がります。