【TOEIC初心者】まずやるべきこと6選!おすすめ学習法と継続のコツを徹底解説

【TOEIC初心者】まずやるべきこと6選!おすすめ学習法と継続のコツを徹底解説
  • TOEICで初心者が初めにやるべきことを知りたい!
  • TOEIC初心者の勉強方法がわからない
  • TOEIC初心者の目標スコアを知りたい

初心者でも自信を持ってTOEICの学習を進めるためには、TOEICの基本情報や効率的な学習法の理解が大切です。

この記事では、TOEIC初心者が理解すべき基本情報と効率的な学習法を具体的に解説します。最後まで読めば、TOEIC初心者でも、目標スコア達成まで自信を持って学習を継続することができます。

TOEIC初心者が知るべき基本情報

TOEICとは、英語でのコミュニケーション力やビジネスシーンでの英語力を測定するテストです。TOEIC初心者が把握すべき情報は、以下のとおりです。

  • TOEICで求められる英語スキルを知る
  • TOEICスコア別の英語力レベルを把握する

TOEICで求められる英語スキルを知る

TOEICでは実際のビジネスシーンで使われる英語力を測定します。評価の対象となるスキルは、以下のとおりです。

  • 読解力:文章理解能力
  • 文法知識:文の構造認識と使用能力
  • 語彙力:単語や表現
  • リスニング:アクセントの理解や聴き取る能力
  • 文章構成力:論理的に組み立てる能力
  • スピード:時間内に問題を解く速さ(時間管理能力)

TOEICスキルはビジネスシーンで役立てることが可能です。ただし、TOEIC L&Rではスピーキング力が直接評価されないため、仕事でスピーキング力を伸ばす必要があります。バランスよくスキルを身につけることで、TOEICの高得点獲得やビジネスシーンでの活躍につながるでしょう。

【TOEICスコア別】英語力レベルを把握する

TOEICでは、日常生活やビジネスシーンでの英語力が問われます。現時点での自身の英語力を正確に把握し、目標スコアを設定することが大切です

TOEICスコア別の英語力は、以下のとおりです。

  • 10〜220点:初級レベル、基礎的な単語やフレーズが理解できる
  • 220〜465点:簡単な日常英会話、基本的なビジネスシーンで使える
  • 470〜725点:日常会話を理解できる
  • 730〜855点:高度なビジネス英語を理解できる
  • 860〜990点:ネイティブに近い英語力がある

初級レベルでは、基本的な単語やフレーズの理解が必要です。スコアが上がるにつれて、スムーズに英語でコミュニケーションが取れます。

スコアが向上すると、ビジネスシーンでの簡単なコミュニケーションも可能です。高得点を獲得すると、高度なビジネス英語の理解や英語での複雑な業務ができます。最上位のスコア帯に到達すると、国際ビジネスや専門分野でネイティブレベルに近い英語力をアピールできます。

» TOEICスコアの目安

TOEIC初心者がやるべきこと6選

TOEIC初心者は、試験形式の把握が大切です。試験の流れや各分野の内容を理解することで、自身の勉強の出発点がわかります

初心者がやるべきことは、以下の6つです。

  • 試験の特徴をおさえる
  • 自身の今の英語力を把握する
  • 目標スコアを設定する
  • TOEIC対策の学習計画を立てる
  • 英語教材を選ぶ
  • 学習環境を整える

試験の特徴をおさえる

試験の特徴をおさえることで、自分の強みや弱点を把握し、効果的に学習を進められます。TOEICはリスニングとリーディングの2つの分野から構成され、異なるタイプの問題が出題されます。

リスニング分野は約45分間です。写真の描写に関する問いや短い会話、アナウンスなどを聴く問題が出題されます。一方、リーディング分野は約75分間です。文法・語彙問題や文挿入問題(穴埋め問題)、長文読解の問題が出題されます。試験全体の所要時間は約2時間です。

TOEICスコアは10〜990点で評価されます。リスニングとリーディングの各分野ごとに5点刻みで点数がつきます。各分野は495点が満点です。スコアはビジネスシーンでの英語力を測定する指標です。日頃からビジネス英語に触れておく機会がない人は、TOEIC対策勉強を日常的に行うことが望ましいです。

» TOEICとは?

今の英語力を把握する

自分の今の英語力を把握すると、力を入れる分野や教材の選び方がわかります。

実力確認にはTOEIC公式問題集を活用しましょう。実際に時間を計って解き、採点することで今の実力を確認することができます。以下のポイントについて確認しましょう。

  • Part2の間違えた問題&解答に自信が持てなかった問題
  • Part5の間違えた問題&解答に自信が持てなかった問題
  • 時間がなくて解けなかった問題数

Part2とPart5の解答結果を見ることで、英語の基礎力を知ることができます。なぜ間違えたのか原因分析することで効率的な学習計画を立てることができます。具体的な分析内容と対策例を表に示しますので、参考にしてください。

原因分析対策内容
Part2:英語がほとんど聞き取れなかった単語は音声を聞きながら発音を確認しながら学習する
Part2:英語の音の変化で何を言ってるか分からなかったディクテーションと音読学習を取り入れる
Part2:慣用表現が分からなかった出会った慣用表現は手帳などにメモしてスキマ時間で覚える
Part5:語彙問題が解けなかった単語力不足なので毎日単語学習を行う
Part5:解説の文法知識について知らなかった中学・高校の基礎的な英文法から学びなおすことから始める

パートごとの解答目安時間を確認し、自分の解答スピードと比較してみましょう。分からない問題で悩みすぎていなかったか、長文を読む速度が遅かったからなのか、原因を意識するだけで今後の学習の取り組み姿勢が変わってきます。

解答速度を上げるポイントはリスニングは「先読み」、リーディングは「読み返しをしない」です。どちらも英文を読む力を鍛える必要があります。英文の読解スピードを向上させるには音読学習が効果的ですので、学習に積極的に取り入れてください。

自分の英語力をサクッと知りたい方はスマホアプリの英語レベルテストを受けるのがおすすめです。おすすめはアルクが提供しているSantaアルクです。無料でスコア、苦手分野、おすすめ学習方法を教えてくれます。

TOEIC勉強を始めたときの私のSantaアルクの診断結果が以下です。苦手な文法分野など詳しく分析してくれました。

過去にTOEICテストを受けた経験がある方は、過去のスコアを振り返り、現在のレベルを確認するのも有効です。学校の英語テストの結果も、スキルを理解するのに役立ちます。英語を使った経験を振り返ることも大切です。

英語を使った具体的な経験は、以下のとおりです。

  • 海外旅行でのコミュニケーション
  • ビジネスシーンでの英語メールのやり取り
  • 英語学習の履歴

自身の英語力を把握することで、今後の学習計画に活かせます。弱点を知れば、弱点を克服するための戦略がわかります。自身の英語力を把握した上で目標スコアを設定し、効果的な学習計画を立てましょう。

目標スコアを設定する

目標スコアがあると、勉強に対するモチベーションを維持でき、段階的に学習を進められます。

目標スコアは、キャリアプランや学習目的に合わせて、現実的かつ具体的に決めることが大切です。昇進や転職を考えている場合には、求められるTOEICスコアを把握しましょう。求められるTOEICスコアを目指して、学習に取り組むことがおすすめです。

過去のTOEICスコアや模試の結果を活用すれば、実力を客観的に把握できます。自身に必要な期間やスコアが理解できるため、学習計画を立てる上で参考になるでしょう。

目標達成に期限を設けると、スケジュール管理が簡単になり、計画的な学習ができます。小さな目標スコアを設定して段階的に高めていく方法も効果的です。1つひとつの目標を達成するごとに自信がつき、継続的な学習ができます

目標設定が難しいという方には600点を目指すことをおすすめします。TOEIC DATA ANALYSIS 2024では、社会人の平均スコアは639点、大学生の平均スコアは589点のため、600点を目指すことで平均以上の英語力を身に着けられます。就職や転職、昇進といった場面で有利になるでしょう。

» TOEIC 600点を目指すには

TOEIC対策の学習計画を立てる

自身の英語力と目標スコアを把握できたら、TOEIC対策の学習計画を立てましょう。スコアを100点あげるには約200時間の勉強が必要とされています。

点数350点450点550点650点750点850点950点
250点200時間425時間700時間950時間1150時間1450時間1750時間
350点225時間450時間700時間950時間1225時間1550時間
450点225時間450時間700時間975時間1300時間
550点225時間450時間725時間1050時間
650点225時間500時間825時間
750点275時間600時間
850点325時間
縦軸:現在のスコア、横軸:目標スコア

参考:Grant Trew, A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success, OXFORD UNIVERCITY PRESS

上記の勉強時間を参考に、TOEIC受験日から逆算して1日の勉強時間を決めます。TOEIC受験までに全パートの対策が一通り完了する計画を立てることが重要です。以下に初心者が3か月後にTOEIC600点目指す場合の計画例を示します。

  • 1週間目:中学・高校の基礎英文法と単語、発音の基礎
  • 2週間目:TOEIC頻出英単語、TOEIC英文法、Part1対策
  • 3~4週間目:TOEIC頻出英単語、TOEIC英文法、Part2とPart5対策
  • 5~8週間目:TOEIC頻出英単語、TOEIC英文法、Part3とPart6対策、模試
  • 9~12週目:TOEIC頻出英単語、Part4とPart7対策、模試

ポイントは単語・リスニング・リーディングをバランスよく進めるが学習計画にすることです。期間中に各パートの対策が完璧にできなくても、次の計画に進むことがコツです。

模擬試験で弱点を特定し、重点的に学習することも重要です。リスニングが苦手ならオーディオ教材を活用します。文法が苦手なら文法書での復習が効果的です。苦手分野にフォーカスすることで、成果を出しやすくなります。

学習の継続には、定期的な進捗チェックが必要です。模擬試験などで自分の弱点やスコアの変化を確認し、計画に沿った学習が行えているかを見極めます。

長期的な計画では、適度な休息やリフレッシュの時間も大切です。学習を継続するためには、ストレスを溜めないことや自分を追い込みすぎないことが重要です。学習の進捗に応じて計画を見直し、調整しましょう。計画通りに進まない時は、柔軟に対応することで計画的に学習を進められます。

» TOEICの効率的な勉強法

TOEIC対策の教材を選ぶ

最適な教材を見つけるためには、選択基準を明確にすることが大切です。自身のレベルに合った教材であるかを確認し、価格やレビュー評価を参考にするとよいでしょう

試験の問題形式と構成を正しく理解するために、最新のTOEIC問題形式に対応した教材を優先して選びましょう。すべてのスキルをカバーする教材の選択も重要です。バランスよく学習できる教材を探してください。

TOEICで求められるすべてのスキルとは、以下のとおりです。

  • リスニング力
  • リーディング力
  • 語彙力
  • 文法理解

初心者向けの教材や、基礎的な教材などさまざまあります。自分の学習段階に合ったものを選ぶことが重要です。教材に付属した学習計画やサポート体制も積極的に活用しましょう。サポートが充実している教材は、学習のモチベーション維持につながります。

教材が自分に合っているか事前に確認しましょう。本屋で教材の解説を読んで分かりやすく感じたものを選ぶとよいです。英語学習アプリやオンラインコースの利用を検討するのもおすすめです。トライアルやサンプル問題の利用、口コミや他の学習者からのフィードバックは、選ぶ際の有益な情報源です。

選ぶ教材のフォーマット(紙かアプリか)にも注意し、学習しやすいタイプを選びましょう。各フォーマットには特長があります。個人の学習スタイルに合った教材を選ぶことで、より効果的に学習を進められます。学習スタイルごとにおすすめできる教材フォーマットは以下です。

  • 机での勉強時間がまとまって取れる方:紙媒体の教材がおすすめ
  • 社会人などスキマ時間を利用したい方:アプリ教材がおすすめ

≫TOEIC英単語アプリの選び方
≫TOEIC英文法参考書の選び方

学習環境を整える

TOEICの学習は、集中しやすい環境作りで、限られた時間を最大限に活用できます。おすすめの集中しやすい環境作りは、以下のとおりです。

  • 静かな場所を選ぶ
  • 快適な椅子と机を準備する
  • 教材は取りやすい位置に置く
  • 目の負担を減らす照明を準備する
  • ヘッドフォンやイヤホンを使用する(ノイズキャンセリング機能推奨)
  • PCやタブレットを準備する
  • 見やすいところに計画表を貼る
  • 休憩スペースを確保する
  • 癒しアイテムを準備する

学習環境を整えることで、TOEICの学習が効率よく進みます。TOEIC対策は長期戦です。一人で勉強していると学習の悩みを共有できず、モチベーションの維持が難しくなる時があります。SNSを通じた他の英語学習者との交流や、プロのコーチングサービスの利用は学習継続するうえで効果抜群です。

初心者向けのTOEIC学習法

TOEIC初心者は、基本的な力を身につけることがTOEICのスコアアップに直結します。基本的な学習法は、以下のとおりです。

  • 単語、フレーズを暗記する
  • 文法の基礎を固める
  • リーディング力を高める
  • リスニング力を高める

日常的な会話やビジネスシーンで使われる基礎文法を理解し、正しく使えるようにしましょう。リーディング力を鍛えるためには短文から長文まで多様な文章に触れ、読解練習を行うことが大切です。日常会話やビジネスでのリスニングに対応できるよう、聴き取り練習を繰り返すのもおすすめです。

単語・フレーズを暗記する

初心者が英語学習を効果的に進めるためには、単語を暗記し、語彙力を高めることが不可欠です。単語やフレーズの暗記方法は、以下のとおりです。

  • カードやアプリを活用し、楽しみながら覚える
  • 文脈の中で新しい単語を学ぶ
  • 頻出単語リストから学習を始める
  • 英文を読みながら不明な単語を記録する
  • 暗記した単語で例文を作る
  • ゲームやクイズで単語の意味を確認する
  • Google画像検索を活用してイメージで覚える

繰り返しの復習が大切です。一度覚えた単語も使用しなければ忘れてしまいます。復習スケジュールを設けて繰り返し学習し、記憶の定着を促しましょう。暗記は英語学習の基本であり、TOEICのスコア向上には欠かせません。

発音を確認しながら覚えることでリスニング力を高めることができます。アプリを活用すれば、発音の確認も手軽にできるため、単語学習ツールとして非常におすすめです。

どうしても覚えられない単語は、メモ帳にまとめて記載して確認頻度を上げたり、Googleの画像検索でイメージ記憶として覚えると記憶に定着しやすくなります。

文法の基礎を固める

英語は文法がわかっていれば、リーディング分野だけではなく、リスニング分野での理解も高まります。英語の基本的な文法を学び、理解を深めましょう。

文法の基礎学習は、以下のとおりです。

  • 英語の主要な時制を理解する
  • 助動詞の使い方を学ぶ
  • 不定詞と動名詞を使い分ける
  • 現在分詞と過去分詞を把握する
  • 代名詞の正しい使い方を学ぶ
  • 冠詞(a, an, the)や前置詞、接続詞の使い方を理解する
  • 比較級と仮定法を把握する
  • 文法規則を身につける(主語と動詞の一致、文の構造など)

文法学習では、英語の主要な時制理解から始めます。時制では、文章が過去や現在、未来のどの時点を指しているのか理解しましょう。助動詞の使い方は、文章のニュアンスを表現するのに不可欠です。「can」は能力を「must」は義務を表します。

冠詞や前置詞、接続詞の使い方を学ぶことで、文の意味がより正確に伝わります。文法規則を身につけると、文の構造が正しくなり、英語をわかりやすく話せます。

間違いやすい文法ポイントを把握し、練習を重ねましょう。文法ミスを減らせば、自信をもって英語を使えます。基礎から文法を理解することで、TOEICのスコアアップに直結します。

初心者のうちは、教材の解説が難しく理解できないことがあります。文法書を用意しておくと学習効率を高めることができます。私のおすすめはEvergreenです。索引検索できる文法書なので、初心者におすすめです。

リーディング力を高める

TOEIC試験では、多くの長文読解問題が出題されるため、効率的に内容を理解する力が求められます。リーディングスキルを高めるには、さまざまな英文を読む練習を積むことが有効です

リーディング力の向上には精読と音読学習が効果的です。精読は問題文の文構造を一つ一つ確認することです。文法知識と語彙力の確認ができます。精読した英文を繰り返し音読することで、英語を英語のまま理解できるようになります。テクニックを学ぶよりも正しく英文を理解する力を鍛えた方が効率が良いです。

スキャニングやスキミングといった読み方を習得すると、文章の要点を迅速につかめるようになります。しかし、TOEIC初心者にはスキャニングやスキミングといった読み方はおすすめしません。正しく英文理解できない状態でこれらの読み方を行うと、読み返しの原因になりスコアが伸びにくくなります。

スキャニングとは、文中から特定の情報だけを見つけ出すために、拾い読みをする読み方です。スキミングとは、文章の全体の意味をつかむために、斜め読みするようにしてすばやく文章を読む方法です。

語彙力を増やし文脈から単語の意味を推測する力を養えば、知らない単語が出てきても文章の意味を理解できます。TOEICのリーディング分野でよく出る問題や文章のタイプに慣れることも大切です。過去問や模擬試験を解くことで問題パターンを把握し、時間管理スキルを同時に鍛えられます。

英語のニュース記事や専門的なテキストを読むことは、気分転換かつ実践的な読解力を養うためにおすすめの方法です。

リスニング力を高める

TOEICではリスニング分野が全体の半分を占めるため、日々の練習で耳を慣らすことが必要です。

実践的なリスニング力を身につければ、スコア向上に直結し、実際のコミュニケーションにも役立ちます。リスニング力を高めるためには、英語の音声に親しむことが大切です

リスニング力を高める学習法は、以下のとおりです。

  • 毎日、英語のリスニング練習を行う
  • オーバーラッピングとリピーティングを繰り返し行う
  • ディクテーションを行い聞き取れない英語を確認する
  • シャドーイング(真似して発音)を実践する
  • 英語のポッドキャストやラジオを聴く習慣をつける
  • 洋画やテレビ番組を字幕なしで視聴する
  • リスニング教材を使ってTOEICの問題形式に慣れる
  • 英会話アプリやオンラインレッスンを受ける
  • 聞き取れない部分を繰り返し聞いて音読する
  • ネイティブスピーカーの発音やイントネーションに注意を払って聞く
  • 英語の音声教材を利用し、アクセントや話し方に慣れる
  • 全体の文脈を理解し、推測力を高める

リスニング練習を行う際には、ただ聞くだけでは力がつきません。発音やイントネーションに注意を払いながら聞いて、音読することでリスニング力が上がります。継続してリスニング練習を行うことで、自然と英語のリズムや流れを感じ取れます。

自分が発音できない言葉は聞き取ることができません。リスニング学習でも積極的に音読学習を取り入れましょう。特に、初心者のうちはオーバーラッピングを入念に実施してください同じ英文を最低10回は音読しましょう。ナレータのイントネーションや音の変化を真似することで、ネイティブの人の英語にだんだん慣れることができます。

音読に加え、リスニング力向上にはディクテーションが効果的です。聞き取れなかった箇所を重点的に復習することでリスニング力が向上します。シャドーイングは音読とディクテーションをしてから取り組みましょう。発音でききない単語や聞き取れない英文のシャドーイングは効果が低いです。

» TOEIC学習のコツ

Q&A

【TOEIC初心者向け】これだけやっておけばOKな教材は?

TOEICをこれからやる人、スコア600点を目標にしている人におすすめの教材はスタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コースがおすすめです。

アプリ1つですべての対策が完了でき、ディクテーション・シャドーイング機能も備わっているため勉強効率が他の教材と比べてよいです。スマホがあれば勉強できるため、忙しい社会人でもスキマ時間でサクッと勉強できるので、学習継続しやすいところもポイントです。

その他、私が使ってみて初心者におすすめできる教材は以下です。書店で実際に内容見て、解説が理解できる教材を選びましょう。Evergreenはアプリで学習する人も必ず用意してください。

単語(リンク先:Amazon)
銀のフレーズTOEICテストTEPPAN英単語
英文法(リンク先:Amazon)
TOEIC L&Rテスト 英文法を一つ一つわかりやすく文法特急Evergreen(必携!!)
リスニング(リンク先:Amazon)
初心者特急(パート1・2パート3パート4)、 世界一わかりやすいTOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)
リーディング(リンク先:Amazon)
初心者特急(パート5パート6パート7)、 世界一わかりやすいTOEICテストの授業(Part5&6 文法Part 7 読解)

学習を継続するコツと勉強時間を確保する方法は?

学習継続のコツと勉強時間を確保するために有効なのは「勉強する時間帯を固定すること」がポイントです。一日の生活を振り返って勉強できる時間を見つけ、その時間に勉強できるよう、スケジュールを逆算して組み立てます。

勉強可能な時間帯を決めたら21日間は毎日その時間帯に勉強を行います。勉強時間は5分でも構いません。学習する習慣を身に着けるために必要な行動のため、必ず実施してください。

私の場合、早朝(5:30~7:00)しか勉強する時間がありませんでした。勉強始めたころは5:30に起きるのがやっとで、ベッドの中でスマホで単語を確認して二度寝をしてしまっていました。毎日5:30に起きれるように生活習慣を見直し、5:30に起きて単語を確認する行為を1か月も続けると、体が慣れてきて勉強時間も最低1時間は確保できるようになりました。

TOEIC初心者がスコアを伸ばすには絶対的な勉強時間の確保が必要です。学習の習慣化は強力な武器になります。最初は辛いかもしれませんが、挑戦する価値は十分にあります。

まとめ

TOEIC初心者が目標スコアを達成するためには、いくつかの重要なステップがあります。

  • 試験で求められる英語スキルを把握する
  • スコア別の英語力レベルを理解する
  • 試験形式を把握する
  • 自身の今の英語力を正しく評価する
  • 効果的な学習計画を立てる
  • 適切な教材を選ぶ
  • 学習環境を整える
  • 単語やフレーズを暗記する
  • 文法の基礎を学習する
  • リーディング力とリスニング力を養う

公式問題集や模試を利用した定期的な実践練習で試験形式への慣れと実力確認をすることができます。目標スコア達成に向けて学習を継続していきましょう。

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